ニュース ナウ
2023/10/29
その10でおしまい。
強めの海風の日はここでカイトサーフィンをしている種畑さんですが、いつもの仲間の所まで飛んでいきました。低空で防波堤に近ずくと、わずかですが防波堤を超える風がウエーブになっているせいで、大きく上下に持って行かれますが、キャノピーが潰れるほどではありません。
戻って僕らのすぐそばをローパスしたのですが、ゴーアラウンドの上昇はかなりの推力が有る事が分かります。
古岡さんも来ていましたが、今日は少しずつ強風になる予報になってきたので、2時ころにはお開きとなりました。
種畑さんが「あの、震電はどうなっていますか、再チャレンジはどうですか」と、言われたので、今度持ってきます。と言ってしまいました。
格納倉庫で翼を広げたままほこりをかぶっている震電ですが、果たして今度は飛ぶことが出来るでしようか。
2023/10/29
その9
種畑さんがクワッド型モーターユニットで離陸しました。プロペラが4個も有るのでノイズが大きいと思っていたのですが、意外と静かです。
推力も十二分にあるみたいで、5歩も走らないで離陸していました。そして少し離れるとノイズが聞こえないです。エンジンの排気音が無いせいで、静かなのには驚きです。
じつは15年位前にアエロタクトがリポバッテリーのモーターユニットのデモフライトに来たのですが、バッテリーが軽自動車のバッテリーと同じくらいの大きさで,30Kg以上あるユニットでしたから、離陸が大変だったうえに、プロペラノイズが大きくて、ミニプレーンと変わらない感じだったのです。
それから見ると重さは半分になっています。種畑さんの説明だとこのタイプのユニットは無くなって、一般的なモーターが1個のユニットに替わって、更に推力が上がった分、フライト時間がかなり伸びているそうです。
僕はサーマルコンディションの日に、上空300m〜500mくらいまで上昇して、プロペラガードが餃子のように折りたたまれて空気抵抗が少ない形にして、サーマルソアリングやリッジソアリングを楽しみたいと思っていますが、バッテリーユニットでそういうものが安く出てこないかなーと思っています。
2023/10/29
その8
中井さんがライズアップの練習を始めました。朝妻さんは、アスファルト工事屋さんだと言うその人にクロスハンドのコツを教えています。
種畑さんはVキンクを出してきてライズアップを始めました。
2023/10/29
その6
じつは僕がフライトしている時に、僕らの車から50m離れたところでライズアップを始めた人が居たのです。朝妻さんも着陸して誰なのか見に行ったのですが「パラグライダーをやってみたくて、ネットで1万5千ンで買ってみて、実際どうやるのか初めて見たんだけど・・・」と言うので「僕はルスツで30年ほど・・・」と、説明をして、久しぶりに1日体験スクールの説明をしてしまいました。
朝方よりも少し風が強くなっていてせいも有って、ライズアップをしてすぐに朝妻さんが後ろから押してくれたので、簡単に浮遊体験が出来ました。
2023/10/29
その5
種畑さんと佐々木さんも来ました。今日はクワッドモーターのバッテリーモーターユニットを持ってきました。
このようにとてもコンパクトに折りたためられています。
あっという間に組み上がるとこの形です。4個のブラシレスモーターはドローンのように互いに逆回転して反転トルクを打ち消している設計になっていました。
真ん中に重そうなバッテリーが4セル載せてありますが、僕が実際に背負ってみると、総重量は驚きの軽さでした。僕らが使用している業界最軽量のミニプレーよりも、圧倒的に軽いのです。
ユニットのフレームは、ほとんどカーボン材で出来ている事も軽くできている要因だと思います。
このニットをアメリカの設計者と個人的にコンタクトして輸入をして、(当然数十万円を先払いして。※例えばカウンターでウイスキーを注文するとき、先に支払いをしなければならない国です)
送られてきたバラバラの部品を1からくみ上げて、100アンペアも流れる大電流回路のハンダ付け作業をして、ミスも無く完成させたそうですから驚きです。
3年前からLINEで飛行している映像を佐々木さんから何度か送られて見ていたのですが、実物を見るのは初めてです。
3枚目は推力チェックをする種畑さんです。
2023/10/29
その4
僕が着陸するとすぐに朝妻さんが離陸して行きました。とても浮きの良いネモにタンデムフライトが可能な推力が有るミニプレーンリジッドですから、走り出す前に離陸しています。
推力がオーバーパワーですから、フルパワーで上昇すると危険です。今日もゆっくり上昇しています。
2023/10/29
その3
今日は高度を上げて少し海に出ていますが、必ずエンジンがスト−ルしても、確実に浜に着陸できる範囲です。エンジンユニットには緊急パラシュートと、着水と同時に自動で浮袋が膨らむフロートを取り付けているのですが、それでも置きに出て行く勇気は有りませんです。
2023/10/29
その2
少し曇り空ですが穏やかな海風はとても安定しています。1枚目と2枚目は、港が出来た50年前には手前のの陸地は全て海だったのですが、石狩川から排出される砂がこの場所に留まって広がり、陸地は波打ち際まで200〜300mまで広がっています。
ちなみに50年前までは石狩から銭函辺りまで砂浜の幅が30mから60mくらい有ったのですが、石狩湾新港が出来ると、わずか20年くらいで砂浜が10mくらいまで浸食して無くなっています。
ぼうはていができたことで砂浜が無くなる事例は日本中世界中で起きています。
2枚目の赤さび色の山は海外に売り出される鉄の廃材です。
3枚目は簡易アスファルト道路の隣に、本格的な道路を作り始めています。
国内の石油の消費に伴って、副産物のタールが大量にできますから、有り余るタールを処理するために、どこかでアスファルト道路を作らなければならないバランスが有ります。