ニュース ナウ
2023/09/16
今日の石狩
今朝はちょうど良い海風が入っていたので、すぐに離陸しました。組み立てが完成している14機の洋上風力発電をパチリ。おそらくまだ送電線の接続やバッテリー充電設備の接続が完了していないので、プロペラはまだ回していないです。
風力発電は僕らが飛行している所からはかなり離れていますから、プロペラが回り始めても、風下にできるタービュランスは感じられない距離だと見ています。
プロペラから出るタービュランスはプロペラエッジに発生するウエークタービュランス(ウイングチップブォルテックス)と言う強力な渦巻きがかなり風下迄影響します。
もう一つは、支柱ポールの後方に発生するカルマン渦巻が、風速によっては数百メートルもタービュランスを発生します。たとえばサイロのような円柱の風下にもキャノピーが潰れるほどのタービュランスが発生します。
そのような知識を持たずに室蘭の白鳥大橋に有る風力発電の広場で、モーターパラで飛んだAさんから、その時の乱気流について直接話を聞くことが出来ましたが、何とか無事に着地が出来たそうです。
河川敷の堤防のかざっもにできるタービュランスや、余市飛行場のような特殊な地形の飛行場は、風が出てきたら、とんでもないタービュランスが発生する地形です。その点ね美唄の飛行場は周りに障害物がないきれいな風が流れている飛行場です。
皆さんも知識の片隅に入れておいてくださいね。
2023/09/10
その5でおしまい。
高度をさらに上げて銭函方向をパチリ。発電所用の天然ガスタンク郡です。外防波堤に有る風力発電は間もなく発電し始めると思いますが、発電所がすく近くですから、送電網の負担が小さく収まります。
この度の秋元議員の不正行為は、このような洋上での風力発電は自治体ではなく国の管理において設置入札認可が行われるところに秋元議員のわいろが発生して表ざたになりました。
この事で今後は沢山ある風力発電会社において、公明正大な入札が行われるきっかけになればよいですね。
昼飯を食って午後も飛ぶつもりでいたのですが、天気予報ではこの後8mほどの強風になると、朝妻さんが調べてくれたので、今日はお開きにしました。
また来週を期待しています。
2023/09/10
その4
今日もここでキャノピーを広げて離着陸をしています。北はなるべくキャノピーを砂にこすられてしまわないように、草の上でキャノピーを広げて離着陸をしています。2枚目は3Kmほど石狩灯台方向で高度150mあたりから撮った写真です。
砂浜が何となく男の人の顔と胸部に見えていますが、何度も繰り返してすみませんが、石狩湾新港が出来たときには、写真に写っている範囲の砂浜は、間違いなくすべて海でした。
緊急パラシュートは毎年リパックしています。今年からスクエアー型の緊急パラシュートにしているのですが、従来型のまーるい緊パラに比べて緊パラを引き出してほーり投げた後の解散が速いです。10年を過ぎた緊パラは、是非スクエアー型の緊パラをお勧めします。
2023/09/10
その3
一枚目の写真は石狩湾新港の一番東に有る漁港です。石狩湾でたくさん撮れるシャコを始め、漁港内にある出店には、朝一に水揚げされた新鮮な魚が販売されています。
エンジンをアイドリング状態にすると−2.4mの沈下速度です。山飛びに比べるとほぼ倍の沈下速度ですからがっかりです。
プロペラとプロペラガードの網ネットの効力が予想以上に大きいために、滑空性能が半減しているのです。
僕はサーマルソアリンク゛やリッジソアリングが大好きですから、プロペラ推力である程度高度を取った後はエンジンカットをしてピュアグライダーとして飛べるシステムが欲しいと思っているのですが、網ネット無しではライズアップが危険なので諦めています。
3枚目はフライト中だった朝妻さんが、遠くで着陸しているのをパチリ。
2023/09/10
その2
まずは離陸しました。カンカン照りで強風なのですが、上空はそれほど揺らぎも無く、少し高度を上げると砂浜からのサーマルも無いので安定しています。
外防波堤方向の上昇中にまずは1枚。
この1枚目の写真の地面は、石狩湾新港が出来てときは100%海です。その淵野防波堤だけ有って、その後30年以上かかって砂浜がどんどんできて、更に毎年数メートル砂浜が増えています。
2枚目の写真はそのまま上昇を続けて130mのあたりで撮っています。
この春から急ピッチで工事が進んでいる風力発電設備は、最後の14個めの工事になっていて、3枚プロペラの残り1本の取り付けをしています。
3枚目の写真は北海道電力と北ガスのタンクが隣接して建てられ言います。その向こうに小さく映っているのが最新型のガス火力発電設備です。1号機から3号機まで有って、とても大きな出力効率です。
発電所からは地下トンネルが外防波堤の外側迄有って、火力発電所から出てしまう排熱を海水で冷却するシステムが、そのトンネルを通して行われています。
2023/09/10
今日の
今日も朝妻さんが一番乗りです。分割式プロペラガードを組みあけています。
先週の教員更新講習会で、「エンジンの始動は背負ってからにして下さい、台の上に置いて指導するのはリスクが大きいので、地面にエンジンユニットを置いて始動してください」と、強い口調で指導が入りましたので、今日からは地面に置いた状態で始動をして暖機運転です。
緊急パラシュートの装着も「**さん、緊パラを装着していなければ、実技検定は受けられませんよ」と、指導が入り、大急ぎで取り付けをしている人が居ましたねー。
今日の風は予報よりも強くて5m前後の風で安定しています。
空気密度の薄い夏の気温だと、5mの風でもそれほど無理なく離陸できますが、冬の5mはちょっときついです。
ちなみに毎秒5mの風は時速18Kmの風ですから、ほぼママチャリの速度です。
2023/09/06
その2でおしまい。
新たなお話は、ドロー国規制に伴って、パラモーターも規制の対象になってしまい、地表から150m以下でのフライト規制となっています。その他に、ノータムを出さなければいけないと思いますが、山岳フライトや、国産大会へのエントリーが出来る「クラスV」と言うライセンスが出来ています。
今回は、そのための学科試験も用意されていて、僕も含めて4人が合格しています。
無線についての規制も総務省から出ていて、今皆さんが使用している「デジタル無線上空用」での運用が義務図けられていて、多くのエリアで使用している「特定小電力無線」も、パラモーターには使用してはいけないと、法律で定められていました。
3日の長沼エリアはクロスハンドが出来ない弱い風で、検定員からは「正対とクロスハンドで2回飛んで、ターゲットに降りてください」との実技検定で、僕だけはパーフェクトです。エヘ!
カンカン照りの内陸の風は常にグラグラと揺られてのフライトで、時折ドッカンとサーマルが来たりしていました。
まずは皆さんアクシデントも無く、無事終わることが出来ました。
2023/08/26
その5でおしまい。
風は、海とほぼ平行なくらいの海風です。それでも海風は安定しています。今日は17時ころになっても風が海風で、いい感じで飛ぶことが出来ました。
明日の日曜日は雨予報なのでフライトはお休みです。
じつは来週土日の2日と3日は、北長沼夏エリアにて、モーターパラの教員免許更新試験が有って、石狩に行くことが出来ません。
どうぞよろしくお願いいたします。
2023/08/26
その4
風が若干穏やかになった気がするので、もう一度離陸です。高度を上げて少し海へ出ていますが、海上で突然エンジンストールが有っても、100%しっかりと岸に戻れる飛行が鉄則です。
そのうえ着水フロートを装備していますから、万全です。