ニュース ナウ

2024/06/22
今日の石狩
今朝10時半の風はすでにこんな感じで、予報よりも風が強いです。
更にじわじわと風が強くなっている感じなので、まずは段取り開始です。

どうやらこの辺りだけが海風が入っているようで、風力発電がほとんど止まっています。

僕の新しいキャノピーがまだ来ないので、山飛びのキャノピーを持ってきました。

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2024/06/16
その3
緊急パラシュートはメーカーによってスカートのたたみ型と6mほど有るラインのたたみ方と収納方法がいろいろ有ります。

毎年色が変わるリパックリボンですが、今年は色が赤です。

リボンにはリパックをしたパラシュートリガーの署名と、リパック日、有効年月日を書き込みます。
ちなみにリパックをしてからの有効年月日は6カ月です。
JHFではリパックの有効期限は6カ月となっています。
JPAも含めてスカイダイビングのリパック有効期限は5カ月となっています。

余談ですが、僕はルスツエリアで40年飛んでいますが、しばらくリパックをしていなかった為に、なかなか開き始めなかった緊急パラシュートを3回見ています。引き出して投げた緊パラが伸び切っているのに、ノロシの状態でずっと飛行していて5秒から10秒後に膨らみ始めたのを2度見ています。

もう一つは翼が折れたハンググライダーですが、ふくらまない緊パラのラインを何度かシェイクして膨らんだところで、林に引っかかり助かっています。

僕が使用している山飛びのハーネスに収納されている緊パラは、リパックをして、ハーネスに収納をした後に、飛行中と同じようにシミュレーターにぶら下がってから、リップコードにバネ計りを引掛けて3.5Kgから7Kgの範囲で引き出すことが出来ることを確認してからもう一度収納します。

モーターパラの緊パラも同じようにアウターバッグのピンが抜けて、インナーバッグを引き出せるかのチェックをします。
僕は緊パラのリパックをするときには、なるべくそのパイロットが自分で放り投げる練習をのつもりで緊パラを投げてもらいます。
それは、緊急パラシュートを引き出して、リップコードのグリップを持ったまま、引き出したのにどうして開き始めないのか、しばらく見ている人がまれに居るからなのです。

緊急パラシュートを開くことは稀ですが、空中衝突で出すパーセンテージが多いです。もう一つは、一度キャノピーが潰れると、なかなか自然回復しないEN−Cクラスのアスペクト比の大きいキャノピーは出すことが多いです。

モーターパラでは先に飛んでいるパイロットのプロペラ後流が自分のキャノピーに当たると簡単に潰れます。
気流の悪い日は、EN−Bクラスでも潰れることがまれに有りますが、すぐに回復する安心感が有ります。

大会競技に出ようとする人以外は、安心なキャノピーに乗りましょう。

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2024/06/16
その2
1枚目の写真は軽量型の緊パラをたたむ前です。ポリエステル生地なのでたたみにくく、丁寧にたたむのに時間がかかります。

2枚目は一般的なサークル型の緊パラよりも開傘が速いダブルスカートの緊パラです。

3枚目は今どきの4角い(スクエアー型とかクワトロと言っている)パラシュートです。
軽量で、開傘がとても速いです。いろいろビデオを見ると、スクエアー型は高度が50メートル以上で投げれば間に合いそうな感じです。
これからの緊パラは、すべてスクエアー型の緊パラに替わっていくような気がします。

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2024/06/16
緊急パラシュートのリパック
今週は緊急パラシュートのリポートをしますね。

緊急パラシュートのリパックは9m以上の長さが必要です。
ラインのほつれの直しや、一度開傘したパラシュートのセンターラインが外側になって裏返しになったままにていると、開傘した時にセンターラインのせいでリンゴ型にしか開かないので、とても大事なチェック項目です。
ツリーランした緊パラは、そのままの使用に耐えられるかもチェックです。

写真はリパック中の写真です。
ラインセパレーターと、3種類のショットバックを使ってプリーツセル1枚1枚をチェックしながら丁寧にたたみます。

3枚目はすべてがたたみ終わった緊パラのアペックス部分から中を覗き込んだ写真です、1枚1枚畳み込んだ内側も、縫い目をきれいにそろえて重ねます。

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2024/05/26
その5でおしまい。
今日も少し釣り人が来ています。
昨日今日は、30cm越えのアカハラがずいぶん釣れているようです。

飛行中の朝妻さんをパチリ。

着陸の瞬間もパチリ。

このあともう少し飛んでいると焼けた砂から上がってくる強いサーマルのせいでしょうか、僕のキャノピーの左1/3が大きく潰れてすぐに自然回復をしています。
吹き流しを見ると風も5mくらいまで強風になっているのが分かります。

僕のキャノピー(ユニバーサル)は性能が良くてとても安定していますから安心感が有ります。

長年使用していますが、自然にキャノピーが潰れたのは初めてです。でも、2秒もすると自然にしっかりと回復していますから、さすがユニバーサルです。
僕は巡航速度を早くするためにCライザートリムをかなり伸ばして使用しているのですが、それでもとても安定しています。

3年前の冬に北長沼でパラの大会が有った時に、僕がデモンストレーションで飛行中にキャノピーを1/3ほど潰して、キャノピーの挙動と回復の状態を皆さんに見せていますが、飛行進路や挙動もあまり無くて、すぐに潰れが回復しているのです。

ユニバーサルて今まである程度の悪い気流に遭遇していて、ユニバーサルはまったく潰れないキャノピーだったのですが、今日は初めての体験をしました。

他では、潰れからすぐには回復しないキャノピーを使用している人が居て、気がかりにしている僕です。

そんなわけで、11時には海風が強風になったのでお開きにしています。

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2024/05/26
その4
1枚目は石狩灯台が有る石狩川河口方向です。約7Km先のなります。

石狩湾新港方向にはいつもカイトサーフィンの人たちが数人来ているのですが、今日はまったく来ていませんです。

石狩湾新港の一番東側が漁港ゾーンです。日曜日は漁港の中で朝市が有ってにぎわっています。
この春はイワシが大量に石狩湾に来ていましたが、秋のイワシはトロイワシと言って、イワシがとてもおいしいと聞いています。

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2024/05/26
その3
下でキャノピーを広げていた朝妻さんがライズアップして離陸し始めています。

一階のライズアップできれいに離陸しています。うまい。

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2024/05/26
その2
早々と朝妻さんがライズアップを始めています。

陸風の中、僕もキャノピーを広げてライズアップを始めていましたが、9時ころに海風が入ってきたので離陸です。

陸風でも問題なく飛べるのですが、大気の揺らぎが有って少し揺れるのです。
それは全く問題ないのですが、海風はとても安定した風なので、なんとなく個々の仲間は海風を待って飛んでいるのです。

今日は日差しが強いので、すでに乾いた砂は40度近くになっているようで、湿っている砂と乾いている砂の地面の気温差で、そのあたりが気流が滞留しているのがキャノピーに伝わってきます。

去年までサンドバギーやモトクロスバイクが沢山居て騒音と巻き上げる砂ぼこりが有ったのですが、今年はとても静かです。

浜に入ってくる入り口が1カ所になって狭くなったせいなのかもしれません。

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2024/05/26
今日の石狩
今日は朝の内は海風が弱く、11時ころには強風になる予報なので、若木さんが朝早くにエリアに出かけて風の状態をLINEでUPしてくれました。

8時ころ現着すると天気予報が全く外れて陸風が吹いています。

写真は若木さんとドローン友達で、新しいドローンを飛ばしています。

早速エンジンユニットを取り出して回し始める朝妻さんと中井さんです。

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2024/05/19
その10でおしまい。
長さんの緊急パラシュートを今年もリパックのお預かりです。
朝妻さんのもリパックです。

北海道ではパラシュートのリパックリガーは僕を含めてたしか5名です。以前は3年に一度のリガーの厳しい更新講習実技を10年以上続けて受けていました。
リパックしたぱらしゅーとを装備して、シミュレーターにぶら下がって3.5Kgから7Kgの引き出し張力の範囲内で引き出せることを確認して、もう一度リパックをして出荷するのです。

パラシュートは2年以上リパックをしていないと、引き出してもなかなか膨らんでくれないのです。
最近出て来てスタンダードになりつつあるスクウェア―型のパラシュートは、これまでのサークル型パラシュートに比べると、その動画を見ると引き出してから開傘がとても速いです。

長年以上使用しているパラシュートは、早い機会にスクウェア―型パラシュートに取り換える事をお勧めします。

まずまず今日はとても良いコンディションの中でフライトを楽しむことが出来ました。

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